【ドイツ不動産売却】ハンブルクで家族所有のコンドミニアムを売るまでの話【ドイツ相続】

ドイツ・ハンブルクでコンドミニアムを売却するまでの話

最終アップデート:2025年10月14日

こんにちは!ノマド日本語教師のコニ(@koni_bali)です。

ドイツ・ハンブルク在住の家族(叔母)が急死して、ドイツ&日本の海外相続が思いがけなく始まったのが2021年。

その時の手続きの話はこちら⬇︎
記事は途中で終わっていますが、コンドミニアムを除いて2024年中に手続きを完了しました(4年かかりました)。

現在、唯一残っているのが『ハンブルクにあるコンドミニアム』。このコンドミニアムは他界した叔母の所有で、今は相続人の私の家族名義になっています。

相続人はコンドミニアムを2026年3月頃を目標に売却したいと考えており、半年前になる2025年8月頃に準備を始めました。家族の中で、英語が話せて自由業で身軽にドイツに行けるのが私だけなので、相続に続いて売却手続きも私が担当しています。売却手続きは、これまで相続手続きを引き受けてくれた日本&ドイツ現地の相続チームの皆さんと協働して進めています。

本記事では、「ドイツのコンドミニアムを売るまでの流れ・手続き」について記録を残していきたいと思います。

諸事情と今の状況

この「ドイツのコンドミニアム売却作戦」ですが、ただコンドを売るだけではないのです。コンド売却と深く関係しており、2021年から今まで私の心配とストレスに元にもなっているのが、叔母のパートナーKさんの存在です。背景と現状をまとめるとこのようになります。

  • 叔母とドイツ人Kさんは40年来の内縁パートナー
  • 二人は結婚しておらず、子供はいない
  • 二人は叔母が購入したコンドミニアムで約30年暮らしていた
  • 叔母は亡くなるまでKさんのことを私たち家族に隠していた(叔母が亡くなってから存在発覚してびっくり)
  • Kさんには身寄りがなく、友人はいない。資産も日本円で数百万円しかない(格差カップルだった)
  • 結婚しておらず、遺言書もなかったため、Kさんは叔母の相続権利はない(0%)
  • 私(コニ)は相続人の代理となり、相続チームに依頼して相続手続きを行った(2024年完了)
  • 相続人はドイツにある全ての資産を売却して精算することを希望していた
  • しかし、コンドミニアムを売却したらKさんは家が無くなってしまう(前述したように高齢でお金もない)
  • そこで、相続人は、Kさんが2026年1月末までコンドミニアムに住めるようにした(契約書作成)
  • 契約内容は、Kさんは期限内はコンドミニアムに無償で(家賃0)住むことができる。ただし、管理費、共益費、電気光熱費、電話代などはKさんが支払う(月 約600ユーロ)。
  • Kさんは叔母が亡くなってから鬱状態でほぼ家に引きこもっており、近い将来の自⚪︎を仄めかすことがある。
  • 相続人の希望は「Kさんの退去後すぐにコンドミニアムを売却」。つまり、2026年2月の売却を希望
  • 2025年8月〜、退去期限まで半年になったので、売却するための準備をスタート

相続人の希望と私の立場

「予定通り2026年1月末にパートナーのKさんに退去してもらい、その後はすぐに売却したい」

というのが相続人の希望です。

私の立場は「相続人の代理」として、弁護士さん・コーディネーターさんと協働しながら何事もなくKさんに退去してもらい、コンドミニアムを売却するのが任務です。

具体的にやることは以下の3つ。

  1. 2025年8月からコンド売却の準備をする
  2. Kさんに2026年1月末にスムーズに退去してもらう。退去後のこともなるべくケアをする(うつ状態で自⚪︎を仄めかしているため細心の気遣いが必要)
  3. 2026年2月に売却完了を目指す

私の心情(グチ)

2021年に叔母が他界してKさんの存在を突然知ってから、Kさんとずっと密に連絡を取ってきました。相続手続きを手伝ってもらったのはもちろん、Kさん自身の体調やメンタル面も常に気遣ってきました。2022年には1週間ハンブルクを訪問して遺品整理をしながら時間を過ごし、今回の訪問では約2週間、ほぼ毎日会ってたくさんの時間を過ごしました。そんなこともあり、私のとってKさんは友人であり、(法律上の関係はないけれど)義理の叔父…というかおじいちゃん(失礼)のような存在です。そんな相手を、本人がずっと住んでいた家から退去させるのは本当に辛い気持ちです。この5年間、そんな事ばかり考えてきました。しかし、叔母はKさんと結婚をせず、遺言書も残しませんでした。そしてコンドのオーナーは私ではないので私に権限はありません。ので、仕方ありません。

コンド売却の流れ・想定スケジュール

現在想定している「こうなったらいいな…」というスケジュールです。あくまで希望なので、この通りにいかないかもしれません。

  • 2025年8月:売却準備スタート。ハンブルクの良さそうな不動産会社をリサーチ
  • 2025年10月:私と弁護士さんの二人でハンブルクを訪問。Kさんに会って今後のことを相談。売却を依頼する不動産会社を訪問してミーティング
  • 2025年11月:業者に依頼して飾り棚や本棚など大型家具などを片付ける。ある程度整理して、物件サイト用の写真を撮影→ 掲載スタート
  • 2025年11月〜2026年2月:サイト掲載期間。問合せや内見に対応(内見はKさんが担当)
  • 2026年1月末:Kさんがコンドミニアムを退去
  • 2026年2月以降:新オーナーと売買契約締結。引渡しと支払い

やったことの記録

ここからは時系列でやったことの記録を残していきます。

2025年8月:オンラインミーティング第一回

相続チームのみなさんとzoomでミーテング。私が一時帰国中だったので実家の母と出席。相続エキスパートの先生とドイツ在住の弁護士の先生、お二人に手伝っていただける事になりまずホッとする。今後の流れを確認。

2025年9月:ハンブルク訪問を手配&不動産会社リサーチ

コンド売却をスムーズに進めるため、弁護士さんと私の二人で10月にハンブルクを訪問することに。その航空券やホテルの予約など。

弁護士さんがハンブルクの良さそうな不動産会社をリサーチ。銀行系不動産会社の Sparda-Bank Filiale Hamburg Wandsbek Markt にコンタクトを取りました。

2025年10月:ハンブルク訪問

10月15日に弁護士さんとコンドミニアムを訪問してKさんと相談。その後、不動産会社Sparda-Bank Filiale Hamburg Wandsbek Marktの担当者が来てコンドミニアムを視察(無料査定のため)。

2025年11月:無料査定の結果待ち

現在、無料査定の結果を待っている段階です

今後も追記していきます

こんな形で今後も進捗をアップデートしていく予定です。

この話を記事にしようと思った理由は、これからの半年間は私にとってもとても大切でストレスフルな期間になるのでそれをしっかり記録しようと思ったことと、同じようにドイツでの不動産売却で困っている方に役立ててもらえば、という理由です。それではまた!