またメタノール中毒です。
目次
事件の概要
- 2015年7月20日にレギャンのバーで飲酒をしたロシア人女性とメナド出身男性のカップルが、翌21日にメタノール中毒で死亡
- 同じ店で飲酒をしたメナド出身20歳の男性が7月23日にメタノール中毒で死亡
- クタ警察は情報開示に消極的で「確かにバーやホテルではない」とのみ述べた。事実が明らかになる前にローカルの観光ビジネスへの影響を懸念したと思われる
” Certainly not in a bar or in a hotel. In their usual hangout spot,” a source from Kuta police told Merdeka on Monday.
- Tribun Newsの報道により、死亡した3人が飲酒をしたのはレギャンのベネサリ通りにあるバーの「Oscar’s」だと明らかになる
- 警察はOscar’sのオーナー、バーテンダー、ウェイターを尋問したが、現時点では誰も容疑者になっていないとしている
- ドリンクのサンプルがメタノール検査のための検査機関に送られ、警察は検査結果を待っているという
過去のメタノール中毒死事件
2015年 7月 | ロシア人女性、メナド人男性二人が死亡 |
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2014年 5月 | バリ島ブレレン県で3名が死亡 |
2013年 10月 | ロンボク島で19歳のオーストラリア人男性が死亡 |
2012年 4月 | 69歳の日本人男性が死亡 |
2009年 5月 | バリ島とロンボク島で23名が死亡 |
メタノール中毒の予防
過去にメタノール事件が起こっているのはレギャンの小さなバーが多いです。
対策としては、
① 何が入っているか分からない謎のミックスカクテルは飲まない。
② カクテルが飲みたければある程度きちんとしたお店で飲む。またはスミニャックで飲む。
③ 瓶ビールは比較的安全だと思います。
在住者の反応、facebookより
この場所はもうクローズしたの?
捜査が終わるまでクローズしてるよ。でも被害者の人たちはこのバーに行く前にもどこかで飲んでいたから他のバーかも!
バリに来る人たちが注意してくれますように・・。旅行を楽しみに来た人たちがこんな事になるなんて悲しい。
こういった事件はもっと増えるだろう。先週アルコールの関税が2倍になったから、あういう店がお金を稼ぐためのもっと多くの人が亡くなることになる。密造酒と質が悪いスピリットはもう沢山の場所で使われているよ。
確かにその通り。でも、今回の事件では彼らは全員アラックを飲んでるよ。
私は瓶ビールしかもう飲まない。それ以外はロシアンルーレットを回すのと同じ!
瓶ビールも安全か怪しいよ。サンミゲルの小瓶を飲んで具合が悪くなった事がある。ビンタン、アンカー、バリハイで気分が悪くなった事は一度もないけどね。
この事件に関する記事
まとめ
また!?というくらい何回も起こっている安酒のメタノール中毒。その上、警察が情報開示をしなかったとか最悪です。バーのオーナーが力を持っている人物だったんでしょうか。「確かにバーじゃない」ってバーやん!
最後の記事から10日以上経ってるけど、検査の結果はどうなったの?気になるところです。