ベルリンからこんにちは!国内外ノマド生活を再開したコニ(@koni_bali)です。
今月10月と来月11月はヨーロッパを旅しています。
振り返れば2022年はほとんどノマドしてましたね。1月 宮古島、2月 沖縄本島、4月 タイ、5月6月 マレーシア、8月 宮古島、10月11月ヨーロッパ。移動が大好きです。
目次
撮影機材が重すぎ問題
そんな移動が多い生活で痛感したこと。撮影機材が重すぎる!!!
カメラ大好きドローン大好き。今まではどの旅にも Fujifilmのミラーレス、DJIのドローン、GoPro9 を持って行きました。
それぞれのバッテリーやミラーレスの交換レンズも含めると女子旅とは思えない重さに。70リットル以上あるスーツケースはいつもぎっしり、重量15キロオーバー。ある意味、防犯最強!理由は、15キロの大型スーツケースは絶対に持って走れないからです笑。
この15キロを引きずって旅をするのが辛くて・・w 「荷物が重いから移動したくない」というノマドにあるまじき事態に陥りました。
50mmレンズに慣れちゃった問題
他の問題として、最近、私の中で写真に対する行き詰まりがありました。ミラーレスは主に50mm単焦点(フジノンレンズ XF50mmF2 R WR)、たまに35mm(フジノンレンズ XF35mmF2 R WR)を使っているんですが、画角に慣れてしまったんですね。飽きたという訳ではないんですが、自分の中で新しい発見が少なくなりました。
そんな中、タイに行く前にズームレンズ(フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7)を買ってみたら思いのほか楽しくて!今まで寄れなかったところまで寄れる、目で見えないものが見えるのがとても新鮮。このレンズのおかげで、まさか撮らないでしょと思っていた野鳥撮影の楽しさを知りました!w
野鳥撮影の作例はこちら⬇︎
アユタヤ遺跡でよく見かける!きれいな野鳥4種しかしここでも重量問題が。
カメラ本体 X-T30 + ズームレンズ XC50-230mm の合計は770グラム。ミラーレスの中でも小型に入るX-T30とはいえ、望遠レンズを付けてショルダーバックに入れて何時間も歩くにはかなり重いです。
レンズが長いからバックの中でかさばるし取り出しにくい。重いからバックの紐が肩にずっしり乗っかり肩がこってしょうがない笑。
望遠は楽しいけど重いカメラは私には無理だな〜!と実感しました。
荷物を軽くするために機材を一新
そこで、次の旅から身軽になるべく、撮影機材を一新することに。
今まではこのように使い分けていたんですが ↓
- Fujifilmのミラーレス → 50mm単焦点レンズで明るくてボケがきれいな写真を撮影
- DJIのドローン → 広角で雄大な風景を撮影
- GoPro9 → YouTube用動画、街歩き動画、タイムラプス、シュノーケルを撮影
夏も終わった事だし、このようにしようと思いました ↓
- Fujifilmのミラーレス → コンデジとチェンジ。ミラーレスは実家に置いていく
- DJIのドローン → 海外ドローンはロマンだけど色々なリスクがあるので実家に置いていく
- GoPro9 → 置いていく、動画撮影はコンデジでする(水中動画を撮影する予定なし)
つまりカメラをミラーレスからコンデジに。ヨーロッパ旅にはコンデジだけを持っていくことにしました。
そこで、コンデジ選びです。私が求めるスペックを満たしてくれるのは「高級コンデジ」と呼ばれるハイスペックなコンデジ群になります。
メーカーは、今まで使ったことがあるのは、フジフィルム、CANON、NIKON、RICOHですが、特にこだわりはありません。予算は10万円くらい・・・?そんなふんわりした希望でコンデジ探しを始めました。
コンデジに求めるもの
カメラ選びに正解なし!だけど、私の正解は何?
重さと持ち歩きにくさを理由にミラーレスからコンデジに乗り換えようとしている私に必要な条件を考えました。
小型軽量!300グラム以下
撮りたい時にカメラがないと意味がない!
今までを振り返ると、ミラーレスはかさばるから小さなバックに入らなかったり、バックに入らないから手で持っていこうと思ったら玄関に忘れたり、気持ち的に面倒だからカメラ無しでいいやってなったり…。出かけるたびに持ち出していたとは言えませんでした。かなり気合を入れたお出かけじゃないと持っていかない感じ。
次のコンデジでは、面倒くさがらずに毎日持ち出せる、基本いつもバックに入れておけるサイズとして、300グラム以下を条件にしました。
明るくてボケるレンズ!F2以上
ボケればいいって訳じゃないけど、明るくて滑らかにぼけるレンズが好きです。固いぼけってなんか残念な気持ちになるんですね。
そしてもう一つ、暗所撮影に強いこと。ヨーロッパ旅では美術館にたくさん行き、西洋絵画レッスンに使うために芸術作品を撮影したいと思っています。美術館という場所はだいたい暗いので、暗い室内でもきれいに撮れる明るいレンズを条件にしました。
ズームできるレンズ!20倍以上
50mm-230mmを使ってみて、自分の目では届かない景色を撮る楽しさを知りました。もっとズームで写真が撮りたい!圧縮効果を使ってぎゅっと詰まった密度の高い写真も撮りたい!という訳で、20倍以上の光学ズームを条件に入れました。
その他、できれば条件
- RAWで撮れる
- スマホでシェアしやすい
- バッテリーの持ちが良い
- 発売日がなるべく最近 など
最終選考に残った高級コンデジ
情報収集は得意なので、YouTubeからブログから雑誌まで色々調査の上、最終選考に残ったのはこの3機種でした。どれも300グラム前後です。
SONY Cyber-shot DSC-RX100M7
万能カメラと名高いRX100M7。光学ズームも8倍で日常的なズーム使いはほぼカバーできそう!難点はレンズがF2.8なこと。
CANON PowerShot G7 X Mark III
RX100M7と比較されがちな機種。光学ズームは4.2だけどF1.8の明るいレンズを装備!
CANON PowerShot SX740 HS
とにかくズームに特化した一台。JPEGでしか撮れない(RAW非対応)けどコンデジ 300グラムクラスで最強の40倍ズームを実現。ポケットに40倍ズームレンズが入るって考えたらすごいよね!
購入した高級コンデジ
しかし…私の希望【明るくて、ボケて、ズームに強い】を全て満たす1台はありませんでした。よって2台持ちで欲望を満たすことにしました。お金のことは知らん!!
選んだのはこの2つ。
① 明るくてボケるメインカメラとして、CANON PowerShot G7 X Mark III
② ズームを楽しむサブカメラとして、CANON PowerShot SX740 HS
どちらも新古品を探し出して、新品より2万円ほど安く購入しました。
2台持ちで旅に出ました
そんな訳で、今までの撮影機材は全て実家に置いて、コンデジ2個持ちでドイツに来ております。毎日ダウンジャケットの左右のポケットにコンデジ達を入れて出かけています。実際、旅先で使ってみた感想や作例は次の記事でまとめようと思います!