取材でバロンダンス観に行ってきました!
バトゥブラン村、ブセ寺院隣で毎日公演している
プマクサン・バロン・デンジャラン舞踊団。
バトゥブラン村は石彫り彫刻が盛んな村なので、寺院も細かい彫刻で彩られています。
ステージ。客席は屋根付きなので、たぶん雨が降っても大丈夫。
ステージ右側には生ガムラン隊。ここはダンス自体は普通のレベルだけど、ガムラン演奏がいい!
バロンダンスはストーリーがちゃんとあるんですが、事前に知っておかないと何が何だか分らないまま、あっという間に終了しちゃいます。
ストーリーはこちら(舞踊団は違いますがストーリーは同じです)
主役のサデワ王子。物語は、王子が死神のいけにえになる事が決まってしまった所からスタート。
大臣。王子の味方ですが、呪いをかけられて死神に協力してしまいます。
死神に捕えられた王子ですが、シン神のお陰で不死身の体になり、死神を倒します。すると、死神の弟子・カレカ(写真右の女性)が現れ、王子と戦いになります。
王子に勝てないカレカは最後の力で悪魔の女王、ランダに変身!
白髪の老婆がランダ。竹馬に乗って派手に登場です。
ランダに勝てない王子は善のシンボル、バロンに変身。
バロンは味方を呼びますが、ランダの魔法で自分の胸に短剣を突き刺してしまいます。これがクリスダンス、と呼ばれるもの。
ヒンドゥーの儀式などで舞われる本当のクリスダンスは、ダンサーがトランス状態になり本気で刺してしまうそうです。これは観光用&毎日公演しているので…まぁパフォーマンスだと思いますが、けっこう迫力があって面白いです。
ダンスのオチはなく、バロンとランダは決着が付かないまま。
善と悪はどちらも必要であり、どちらも永久に存在するというバリヒンドゥーの教えを表しています。
バリ舞踊はストーリーが分かった上で見ると面白いですよ☆
ほんとの儀式でわ刺すってまじですか?
覚醒しすぎぢゃないですか?(>_<)恐い恐い!ワラッ
あ、本当だよ!
でも刺しても怪我しないらしい、トランスしてるから。
不思議だよねー!!