2015年6月10日(ローマ9日目)
<主な出来事>
・朝9時〜 ボロネーゼ美術館へ
・ヴァチカン疲れで失速、お昼前に帰宅
・夕方まで寝て元気になる
ヴァチカンの次の日にボルケーゼはいけなかったと後で気づいたんですが、チケットを買っちゃったので行くことにしました。案の定寝坊して、朝ごはんをゆっくり食べて、地下鉄の駅を乗り過ごした結果、8時半に到着するはずが9時10分に到着。
朝7時30分 | 家を出発。メトロB線でバジリカ・サン・パオロ駅からテルミニ駅へ、駅の南側にあるバス停から360番のバスでボルケーゼ美術館へ行くはずが、テルミニ駅を2駅乗り過ごしてギリギリに到着。
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朝9時過ぎ | 地下1階のチケットカウンターでメールに添付されたバウチャーを見せてチケットと交換。バッグを預けて番号札をもらい、携帯・カメラ・お財布だけ持って中に入場。1階で観たかったベルニーニの傑作『プロセルピナの略奪』『アポロンとダフネ』を観れて満足。素人目に見てもこれは確かに傑作だと思う! |
朝10時半 | ベルニーニを見たら昨日のヴァチカン疲れが出てきて一気に失速(笑) 眠いしだるいしテンションが上がらない・・2時間しか居れない貴重な滞在時間を1時間半で退出して帰ることに。また来ればいいじゃん! |
お昼前〜夕方 | 帰宅してベッドに倒れる。ぐっすり
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夜 | 定番のスーパーで惣菜ディナー。チンするだけの枝豆のスープ、美味しい!その後はエスプレッソを頂きながら、アントニオとマルコとナポリカード対戦。大人気なく真剣にやって勝ったー!明日はこの家を離れなきゃいけないのが寂しいな |
夜中 | 怖い夢を見て起きる。その後は楽しい夢を見て朝までぐっすり
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ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ 『アポロンとダフネ』(Apollo and Daphne)
この作品はギリシャ神話のオウィディウスの『変身物語』より、神ゼウスの息子アポロンと、河の神ペネイオスの娘ダフネの物語を表現しています。
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ある日、アポロンはエロス(キューピッド)が弓矢で遊んでいるのを見てエロスをからかった。怒ったエロスは、金の矢をアポロンに、鉛の矢を川の神の娘、ダフネに射た。金の矢は恋に陥る矢、鉛の矢は恋を拒む矢。
二本の矢が二人の胸にささった瞬間から、アポロンはダフネを恋し、ダフネはアポロンを拒否した。
ダフネを追いかけるアポロン。にげるダフネ。
ダフネは父親の川の神のところへ駆け込み「お父様、助けてください」と父に助けを求めた。それを聞き入れた父は、彼女の姿を足元から月桂樹に変化させた。アポロンが追いついてダフネを引き寄せた時、ダフネは月桂樹になっていた。
アポロンは三日三晩悲しみに暮れ、ダフネへの愛の記念に、ダフネの月桂樹の葉で冠を作り、生涯それを頭にかぶっていた。
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ギリシャ神話、面白いよね!今読んでる新約聖書が終わったらギリシャ神話の本を読む予定
こちらがもう一つの傑作、『プロセルピーナの略奪』。冥王ハデスが一目惚れしたペルセポネー(プロセルピナ)を強引に冥府へ連れ去るシーンを描いてます。石とは思えない躍動感と体の質感!
泣いてる!
他にも天井画の見事さが目を引きました。
夜ごはんはいつものスーパー食。この枝豆スープが美味しかった!ごはんはオリーブの酸っぱさが効いていて、慣れたら美味しいと思うけど酢飯みたいな不思議な感じ。