ウィーンといえば少年合唱団!
2019/6/23(日)、ホーフブルク宮殿王宮礼拝堂の朝ミサを観てきました。
合唱団が見えやすい位置を考えて、1列目13番席(チケットの記載はReihe 1、Platz 13)を取った結果、合唱団が歌う様子をまあまあ観ることができたので、これから行く方の参考になればと思います。
目次
予約方法
事前に公式サイト(https://www.culturall.com)でクレカ決済で購入しました。
一番高いカテゴリーの1列目13番席は37ユーロでした。
ウェブサイトには日本語の案内がありますし、自分で予約するハードルは低いです。
オンラインチケットはこんなのでした(A4サイズ)↓
チケットは印刷して持っていく必要があるので忘れずに!
当日
民泊していたマンションからホーフブルグ王宮まで歩いて移動。
10分前に到着すると長い列ができていました。

ホーフブルグ王宮礼拝堂の入口
長い列は「チケットを当日購入する人」の列で、すでにチケットを持っている場合は並ぶ必要はありません。
王宮入口付近にいるフォーマルな服を着たスタッフさんにチケットを見せると中に通してくれます。
中に入るとまたもや正装をしたスタッフの方が出迎えてくれ、チケットを見せると順路を教えてくれます。
途中で少年がやってきて、席まで案内してくれました。
少年合唱団が歌う場所
歌う場所は2ヶ所あります。
・3階後ろのホール(ほとんどここで歌う)
・礼拝堂の祭壇前(最後の一曲だけ)
3階後ろのホール
指揮者、オーケストラの演奏、少年合唱団の合唱が行われています。
礼拝堂の前から後ろを見て左側がオーケストラのグループ、右側が少年合唱団でした。
こんな風に指揮者を挟んで左右に分かれている感じです。(写真はウェブサイトからお借りしています)

左側がオーケストラのグループ、指揮者を挟んで右側が少年合唱団
私は左側・一番目のボックス席だったので、3階奥のホールについては合唱団・指揮者は見えたものの、オーケストラほとんど見えませんでした。
祭壇前で歌う様子はよく見えましたよ!
一曲だけ祭壇の前で歌ってくれる
ミサの終了間際に一曲だけ前に出てきて歌います。場所は祭壇前に一列に並ぶような感じ。
1列目13番席からの眺め

席の様子。一列目はテーブルが付いています。向こう側のボックス席が見えます

首を左にねじると3階奥がこんな風に見えます

身を乗り出して視界はこのあたりが限界。左側のオーケストラの様子は全く見えません

一方で下を見下ろすと祭壇はよく見えます。ミサの様子を観察するにはぴったりの席でした

少年合唱団とは別に、もう少し大人の?男性聖歌隊もいました

祭壇左側の隅で歌っていたので、私の席からはよく見えましたが、反対側の席からは見えないと思います
席から撮影した動画がこちら!
ミサの最後に「聖体拝領」がある
クライマックスに「聖体拝領」が行われました。
希望する人は誰でも参加することができ、列に並んで一人ずつ順番にパンを与えられます。
希望者が全員終わるまでやります。
覚えておいて!寄付が回ってきます
朝ミサで一番気まずかった瞬間が、寄付が回ってきた時でしたw
「聖体拝領」のあたりから、スタッフさんが長い棒の先に袋が付いた物を持って、1階→2階→3階の順に、全部の席を周り始めました。
この日、前日ロンドンからウィーンに来たためユーロの小銭が全くなく、お財布に「20ユーロ札」しか入っていなかったのですw
そして、ほとんど100%の確率でみんなお金を入れている…!?
私としては、すでに一番高いチケットを買っているので、小銭があったら払いたいけれども20ユーロを払う気は全然なく、目の前に出された募金袋を無言でスルーしました。
気まずい雰囲気に包まれたくない方は、数ユーロの小銭を持っていくことをおすすめします!
双眼鏡があると良い
今回、6倍の単眼教を持って行ったのが大正解でした。
ステンドガラスの模様や、少年たちが歌う表情まで観ることができました。
4〜8倍くらいの双眼鏡やオペラグラスがあるとより楽しめると思います。
>> メガネっ子にもおすすめ!ケンコーの単眼鏡「galleryeye 6倍」をあちこちで使用したレビュー
参列者のドレスコード
少し心配していたドレスコードですが、人々の服装を見る限り、皆さん割とカジュアルでした。
流石にキャミソールやビーチサンダルの人はいなかったと思いますが、半袖シャツに普通のサンダルでも問題なさそうです。
男性はジャケット+ズボン+靴の装いの方が多かったです。
私はワンピース+ジャケット+足元は黒いスニーカーでした。
美しい歌声と荘厳なミサに参加して、とても素敵な日曜日の朝でした。