新しいビザルールは「法律」ではなく「推奨されるチェック方法」として、イミグレのヘッドオフィスからイミグレ局員に通達された内容だということです。
バリを愛してやまない外国人在住者をいつだって悩ませるインドネシアのビザルールにまた衝撃的なニュース。
こちらのエージェントの記事によると、2016年1月からVISAルールがハードモードになる模様です。
詳しくはこちら:NEW 2016 STRICT IMMIGRATION RULES OF INDONESIA
目次
こんな場合は入国を拒否される
- 過去12ヶ月にVOA(Visa On Arrival) を2回取得している
- 過去12ヶ月にソーシャルビザを1回取得している
1点めについては、“2 visas on arrival (paid or free)” と書かれているので、先日無料化された観光ビザも2回まで、という事だと思います。
ということは、ということは・・・
VOAの場合、1年のうち最長120日しか滞在できないって事?
(VOA取得30日+VOA更新30日 × 2回=120日)
1年でたった4ヶ月しか居れないなんて!
ソーシャルビザは1回取得すると半年まで滞在できるので、ソーシャルの方が2ヶ月長く居れますね。
イミグレが気合を入れて撲滅しようとしている職種
- 英語の先生
- ダイビング・インストラクター
- ダイブマスター
- バーテンダー
- ツアーガイド
イミグレが「観光ビザやソーシャルビザで働いてんじゃねーの?」と疑ってかかっているのが上記の職種。当たっているかどうかは各自判断で。
現場に出る職種は特につらいですよね。働いている所を押さえられたら「トモダチ」とか「ボランティア」って言うのか?
ソリューション
この記事が提示してくれている解決策は、マルチプルのビジネスビザを取ろうってことのようです。
- マルチプルエントリーのビジネスビザを取得
- 60日毎にエアアジアの格安チケットで出国→入国を繰り返す。1回のビジネスビザで最大420日滞在できるよ。
- ビザが切れたらまたビジネスビザを取り直す
その他のソリューション
この記事内には “1st of January 2016 at least in Bali (Badung Regency)” つまり 『この新しいルールは2016年1月1日より、少なくともバリ島(バドゥン県)で施行されるよ』とあります。
バリ島からスタートして徐々に他の県でも採用されていくのだと思いますが、他の県で施行されていない内なら、
- ジャカルタやジョグジャなど他の空港からインドネシアに入国
- そこから国内線でバリ島入り
という事が出来るかもしれません。
予定は未定
ご存知の通り、インドネシアの法律は「法律が変わるよ」ってプレスリリースして変えなかったり、内容を修正したり、施行が数年遅れる事もよくあります。
なので「とか言っちゃってまた変わるんじゃないの?」という見方もありますが、最近の「外国人には簡単に就労ビザ出さないよ」「外国人不法ワーカーの取り締まり超強化するよ」「ツーリストも怪しかったらイミグレで入国却下するよ」という動きは政府主導のものなので、この流れが強くなるのは確実です。
一方でバリは観光産業が収入源の島なので、どうやって折り合いをつけるのかという話もあります。
個人的には「外国人ツーリストはバリをリスペクトしてお金を沢山落としてくれる優良ツーリストだけ。外国人ワーカーはどうしても国内で人材が足りてない一部業種のハイスペックな人材だけ」という感じなんだろうなぁと思ってます。
今後のビザルールの動向に注目です!
この投稿につきまして、現在KLにおり、次インドネシアジャカルタに半年ほど滞在希望しておりますがソーシャルビザをKLやシンガポール、できればKLで。とれたとして、他のブログでローカル友人宅へ滞在するケース、24時間以内の警察への届け、怠ると250ドルの罰金とありました。実際すまれておられて、厳密にこういうの取り締まっておりますでしょうか?おおよそ原則と実際に乖離がありますので、実際のところ教えていただけますか。お願い致します。
こんにちは。警察に届け出ていた大家さんもいましたが何もしないパターンの方が多かったです。罰金は払った事はないですし、知り合いでも払ったという話は聞いた事がないです。