バリ島やマレーシアなどで暮らしてます

イタリア15日目・シエナ→サン・ジミジャーノに移動 & ワイン試飲ツアー

2015年6月16日(移動日・サン・ジミジャーノ1日目)

<主な出来事>
・シエナからバスでサン・ジミジャーノに移動。ポッジボンシ経由で1時間ちょっと
・前日にAgodaで予約したホテル「A La Casa Dei Potenti」に色々驚く
・夕方からワイン試飲ツアー(20ユーロ)に参加。見学自体は面白かったんだけど・・

朝8時 早起きした!パッキングしてアパートから徒歩5分のバスターミナルへ。バスターミナル前のタバッキ(Tabacchi)でサン・ジミジャーノ行きのバスチケットを7ユーロくらいで購入。

12時すぎ サン・ジミジャーノに到着。バスは市街地に入れないので荷物を引きずって坂を登っていく。
1時ごろ

街の中心、ドウォーモ広場に到着。予約した宿はドウォーモの真横、北側にあって最高の立地のはず。が、看板も何も出てない。番地を頼りに目の前まで行ったけど閉まってる・・・と、中から宿泊客らしい人たちが出てきて「ここは2時にならないと人が来ない。出かけるときには施錠する決まりなの」って。

「え?そうなの?」と思いながら、あと1時間だしと思ってとりあえずスーツケースを中に入れて階段の手すりとワイヤーロックで固定。デイバッグだけ持って宿泊客と外に出る。

2時 ドウォーモ広場にあるツーリスト・インフォメーションで試飲ツアーの支払いをしてから街を散策。ジェラード食べて2時過ぎに戻ってきたけど開く気配がない・・。もう一度Agodaのインフォメーションを見てみると「チェックインは1時から」ってなってる。

イラっとしてホテルに電話したらホテルのオーナーらしい男性と繋がる。「あと2分で行くからちょっと待って!」って・・・。

2時すぎ オーナー夫妻と見られるふたりが到着。女性はまったく英語が喋れない。二人ともすごく感じが良い人たちだったんだけど、掲載してある事実と違うことに私は不機嫌。

部屋のクリーニングすら終わってなくて30分待たされる。1時の予定が2時半頃にやっとチェックイン

3時半 ドウォーモに併設されている美術館に入場。その後、さっきのツーリスト・インフォメーションで明日のサン・ジミジャーノ→フィレンツェ行きのバスチケットを買う。予約不要で直接バス停に行くんだって
4時45分〜6時まで ツーリスト・インフォメーション主催の Wine Tasting Tour に参加。出発はドウォーモ広場からミニバスで近郊のワイナリーへ

ホロ酔いでへこんで帰宅。ずっと食べ過ぎてるから夜ご飯は食べないで早く寝ることに。おやすみ〜

ワイン試飲ツアーで体験したこと

ウェブサイトで見つけてメールで予約した今回のツアー。

メールの対応はすごく感じが良くて、ワイン試飲ツアーの内容も素晴らしかった。サン・ジミジャーノのワイナリーの中でベストの中のベストと言われているパニッツィを見学でして、マーケティング担当のスザンヌさんがぶどう園を歩きながら品種や歴史の説明をしてくれて、4種類(白、白、ロゼ、赤)のワインを試飲して大満足の内容だった。

ただ、ツアーに同行したツーリスト・インフォメーションのスタッフ(男女二人)の態度が差別的に感じられて、最初から最後まであまり気分はよくなかった。

参加者は11人の欧米人(=つまり白人。二人以上のグループ)と、唯一のアジア系で1人参加の私、計12人。

どう差別的に感じられたかというと、例えば他の参加者には「ハーイ!あなたはxxx?私はxxx。来てくれてありがとう(ニコニコ&握手)」みたいなすごく感じがいい態度なのに対して、私にはそっけいない態度で、挨拶も私の名前を聞くことも自分の名前を名乗ることも無く、いきなり「1台目のバスがいっぱいだから次のバスに乗ってもらってもいい?」と言われたり。言葉にするのは難しいけど、私以外の参加者に丁重に接していて、私には雑に接しているのが分かりやすく感じ取れたというか。

その感じは最後まであって、すごく腑に落ちないので、メールで「スタッフの態度が差別的だった」と送ったところ、誠実な文面だけども「そのような体験をされて気の毒に思います。でもこのツアーは歴史があるし、世界中のツーリストが参加しているし、長年働いているプロのスタッフだからそんな対応をする筈はありません。しかしながら、あなたの意見を改善に生かします。ありがとう」というような返答が来た。

まあそうだよね、そう言うよね。こういった対応としてはすごくきちんとした返事をくれたと思うけれど、スタッフの真意はともかく私が差別的だったと感じていることは事実なので、「いえいえそんな事あります。この件に歴史は関係ありません。でも伝えたいことは伝えたから私はハッピーだし、この街は好きだからまた来たいと思います。ありがとう」ってメールを返しました。

もし私以外にアジア人の参加者が居たり、私が一人じゃなくて二人だったら違っていたんだと思う。今きちんと思い返すと、スタッフだけじゃなくて参加者の中にも黒いオーラ出している人居た。居たわ。その分をプラスしてスタッフの人に怒りを向けてしまったのもあるって今気付いた。

担当者がきちんと返事をしてくれる人でラッキーだった。こういう経験を得たという事と、ちゃんと英語でクレームを言えてわたし偉かったなと自分を褒めてあげます。

ワイン試飲ツアーの予約はこちら

Ufficio Informazioni Turistiche . TouristInformation Centre

Adress : Piazza Duomo, 1 53037 San Gimignano (SI) – Italia
Tel : +39/0577/940008
Fax : +39/0577/940903
e-mail : info@sangimignano.com
internet : www.sangimignano.com
www.comune.sangimignano.si.it www.terresiena.it

人種間だけじゃなくて、リスペクトなく不当に扱われることは、男女間だったり、世代だったり、女性同士だったり、親子だったり、クライアントと下請けだったり、上司と部下だったり、色んなシチュエーションで起こりえる訳だけど、わたしはそれに対して「大人になる」のは違うと思ってる。

言わなきゃ何も変わらない。大人げなくても自分が納得できないことをそのままにしない。自分が大事だと思うことにこだわる。「あなたは失礼な事を言っています」って言うし、必要なら私の人生から退場してもらう。妥協しない、打算しない。気持ち良く生きる環境は自分で作るものだよね。

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サン・ジミジャーノの町歩き

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色々インパクト大だった宿、A La Casa Dei Potenti

Agodaに記載されている「Check-In From 01:00 PM」と「24-hour front desk」は間違ってます。
基本的にスタッフは居ません。スタッフが来るのはチェックイン時間の2時〜の一瞬だけ。夜も朝も誰も居ないので、ゲストはそれぞれ鍵を渡されて、部屋とホテルの入口を閉めて出掛けます。

廊下や階段の電気は消えているので朝でも昼でも暗闇です。数メートル間隔で設置されている灯りのボタンを押すと数分電気が付くシステムです。

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部屋の壁はめちゃ薄いです。誰かが部屋を出たり部屋に入る時には確実に目が覚めます。しかもドアの上がなぜかガラスになっているので、誰かが廊下の灯りをつけると灯りが入ってきてさらに目覚めを促進します。

シャワー室がびっくりするくらい狭いです。わたしがギリギリなので、恰幅がいい男性とかははみ出しかねない狭さです。

決定的なのは、部屋の鍵が内側からかかりません。外からは鍵をかけられるんだけど、内側には鍵穴がなくて、ドアノブを回しても何も起こらない。つまり、出かけている時はいいけど、部屋に居る時は鍵がかけられません。いちおう椅子をドアの前に置いて寝たけどぜんぜん意味ないよね?

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立地はドウォーモの隣で最高です。部屋はクラシックなインテリアで、ベットはビッグサイズ、私の好きな2階、窓からはドウォーモが見えました。

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ホテルの1階。奥がフロントですが、ほぼ開かずの間です。

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でも、この立地でこの値段(54ユーロ)はすごく安いんだよね!やっぱり安いには安い理由があるんだという事ですね。

ワイン試飲ツアーの風景

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