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『楽園追放』マザッチオ (Masaccio)を解説 #002

こんな人におすすめの記事

  • 代表的な西洋名画について知りたい人
  • ルネッサンス期の名画について知りたい人
  • 聖書のエピソードを描いた宗教画に興味がある人

絵画情報

題名:楽園追放 (英:Expelled from Paradise)
画家:マザッチオ (Masaccio)
制作:1424年 – 1425年
収蔵:サンタ・マリア・デル・カルミネ大聖堂 (フィレンツェ イタリア)
様式:初期ルネッサンス
主題:旧約聖書から

「楽園追放」マザッチオ (Masaccio)

解説「楽園追放」

大好きな一枚!「アダムとイブを描いた名画」といえば真っ先にこの作品が浮かびます。”ルネッサンスの始祖”と言われるマザッチオの代表作です。

テーマは旧約聖書から。禁断の果実を食べてしまったアダムとイブが嘆き悲しみながらエデンの園から追放されるシーンを描いています。

左上には大剣を持った大天使ガブリエルが空を舞い、二人を地上へ追い払っています。

果実を食べたことにより「恥」という概念を認識した二人。アダムは両手で顔を覆い、イヴは自身の身体を隠しています。

1980年代に行われた修復で、後年になって付け加えられていた股間の葉が除去され、オリジナルの姿を取り戻しました☺️

画家マザッチオについて

マザッチオの画風は現実的な空間把握や人間の自然な感情を表現し、初期ルネサンスの画風を革新しました。作品に最初に透視図法や消失点(遠近法)の概念を導入した最初の画家と言われています。

マザッチオの生涯は短く26歳の若さで急死しました。マサッチオの才能に嫉妬した他の画家に毒殺されたとする説がありますが真相は不明です。

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