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Instaで見つけた激安ボート⛵️🌴 \往復50万ルピア/ でギリ島ひとり旅に行くの巻 ★★

バリ在住者はみんな大好き!バリから高速船で2時間の南の島、ギリ島。

ギリでシュノーケルする前には「レンボンガン島の海って超綺麗」だと思ってたのに、行った後は「けっこう綺麗」に修正してしまったほど、ギリ島の海は超・超・超・綺麗です。あの海でまたシュノーケルざんまいな日々を送りたい!ということで、明日から夏休みの夏休み?を取って行ってくることにしました。

この記事の結論

  • balidiaryで予約するとバリからギリ・トラワガンに往復50万ルピアで行ける。南部エリア&ウブドからの送迎付き
  • ボート会社は「Ganggari Fast Boat」。通常料金が120万ルピアだから半額以下
  • 行きは快適、帰りは雑な対応(バリ島オフィスのスタッフの方が、ギリ島オフィスのスタッフよりいい)
  • ボート自体は問題なく座席も快適。保険とライフジャケットあり
  • 日本語は通じない。スタッフのサービスはローカルクオリティ
  • 多少の雑さに目をつぶれる人、安さ重視の人におすすめ。サービス・快適さ重視の人には非推奨

前回のギリ島旅行の記事はこちら
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バリ島から行ける離島として、また、ポストレンボンガン島として注目されているギリ島。今のところバリ島発着のギリ島ツアーを催行している会社はないので(どこかやればいいのに儲かるのに)、個人で手配するしかないんですが、一番よく分からないのが「ボートの手配」ですよね。

ギリに行ってみたいけど、ボート会社のサイトは全部英語だし、よく分からなくて不安、という方は多いと思います。
私は前回は初ギリだったので大手の「Gili Cat(ギリキャット)」をプラマツアー社経由で予約して内容は良かったんですが、今回はよく分からん謎の激安ボート会社を使うことにしました。

インスタで見つけたギリ島の激安ボート

バリ島〜ギリ島のスピードボート会社は沢山ありますが、料金の相場は往復80万〜110万ルピアくらいでどこもあまり変わりません。どこがいいかなぁと思いつつインスタをチェックしてたら、超人気アカウントの @balidaily が往復50万ルピアの往復ボートの宣伝をしてました。激安だ!!

↓ わたしが食いついたのはこの広告

メールで予約の流れ

balidailyは英語でバリ島情報を発信している人気アカウントですが旅行会社ではなさそう。連絡先がyahooアドレスなのにやや不安を覚えながら問い合せた結果、レスポンスがすごく早くてすんなり予約ができました。

わたし 「ほんとに50万ルピア?人数分のライフジャケット積んでる?」

balidaily 「往復50万ルピアだよ。ライフジャケットと生命保険もあるよ。ボートの出発時間は、行きは9時 or 12時半、帰りは11時半 or 3時半から選べるよ。予約するなら詳細教えて」

詳細を送って予約完了

balidaily 「1日前にピックアップ時間とドライバーの名前知らせるわ。支払いは当日してね」

1日前のコンファーム

1日前のコンファームは結局夜の10時に来て待たされてイライラしました。

わたし 「1日前だからピックアップ時間とドライバーの名前教えて」

balidaily 「今日の夜10時くらいに連絡するわ」

わたし 「それ遅すぎ。できるだけ早く教えて欲しいんだけど」

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balidaily 「いつも大体6時半〜7時15分の間にピックアップするよ」 (そういう事じゃない)

わたし 「もう10時だけど?もう寝たいんだけど?(怒り気味)」

balidaily 「はい、予約コンファームしたから添付の画像見てね」

ピックアップ時間(7時)・ドライバーさんの名前・携帯番号が記載されていました。

ピックアップ時間の連絡が前日の夜10時は遅過ぎる。1日前コンファームじゃなくて9時間前コンファームじゃん!このあたりに激安感が。

行きのボートの様子

送迎車が30分前に来た、優秀!

30分前に来た送迎車。ドライバーさんも寡黙で良かった。やるな!

7時ピックアップなので当日は5時半に起床。
ほんとに来るんかなと思いながらコーヒーを淹れてた6時半、早々とドライバーがやってきてびっくり。マグカップを片手に車に乗って出発。

車種は一般的な2ドアの乗用車。ドライバーさんは寡黙なタイプで「結婚してるの?」「彼氏は?」などのイラっとする質問を繰り出してこないタイプで最高。しかもピックアップは私だけという事で道中もリラックスしながらうたたね。1時間半でクタからパダンバイに到着。

ボート会社の受付スタッフ、まあまあ

8時頃、パダンバイにあるボート会社のオフィスにチェックイン。小さくて暗いけどちゃんと「オフィス」がある事にびっくり。個人手配のボートじゃなくて「ボート会社のボート」だったんだ!期待しなさすぎたのが吉だった。

Ganggari Fast Boat社のオフィス(パダンバイ)

会社名は 「Ganggari Fast Boat」というバリ人経営のボート会社。
ウェブサイトはこちらFacebookページはこちら

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ボート料金の公示価格は120万ルピア。これをBalidailyが50万ルピアで売ってるってことは、ネット(卸値)は40万ルピアくらいだな・・と考えながらチェックイン。バリの旅行会社で働くとこういう発想が身に付くよϵ( ‘Θ’ )϶

受付で50万ルピアを支払い。やる気のないバリ人スタッフ

スタッフの態度や接客はローカルの平均クオリティ、良くはないけど悪くもない。現金で50万ルピアを支払って往復チケットを受け取ったのが8時15分。「9時半に出発だから9時15分にここに戻ってきてね」というので朝ごはんを探す事に。

上が帰りのチケット、下が行きのチケットというか乗車札

迷子にならないため?「ギリ・トラワガン」のシールを貼られる

「朝ごはんを探してくる」って言ったらおじさんスタッフに「朝ごはんより男は?」と言われたのでここでマイナスー50点減点

2時間の船旅、快適

パダンバイからギリ・トラワガンまでは約2時間の船旅
船体はボロめですが船内は快適で、すごく古かったり不潔な様子はありませんでした。乗客はリュックサックを背負った欧米バックパッカーが大半。船内のトイレは無いので乗る前は水分を取りすぎない、トイレを済ましておくのがポイント。

揺れはそんなにないので大体の人は酔わないと思います。レンボンガンに行く時の揺れた比べたら赤子のベッドを揺らすようなものですが、船酔いに弱い人は酔い止めを飲んだ方がいいと思います。一人か二人具合が悪そうな人がいました。ライフジャケットは座席の下にありました。

ボート会社のスタッフに連れられてオフィスから港へ。歩いて2分くらい

色んなボートが出る時間らしくバックパッカー系旅行者でごちゃごちゃしてる

乗り込んだのはこちらのボート

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遅めだったらしく席があんまり空いてない。前から2番目の通路席を確保

席の広さ普通、清潔さも普通。ライフジャケットは座席の下にあり。2時間なので問題ないかと思います

Gili Airの船着場。Gili Airは行ったことない

トラガワン着いた!船内は快適だったけど、船体はボロかった

トラワガン→メノまでの移動ボート、一悶着

11時過ぎにトラワガンの港に到着。

トラワガンからメノまでのボートは、自分で公共ボートか高速ボートに乗っていかないといけないんですが(そうするつもりだった)、ボート会社のスタッフがメノに行きたい人を集めてボートチャーターの料金を交渉しだしたのでそれに乗っかる。

高速ボートでどうせ85000ルピアぼったくられる上に12時発だから50分近く待たないといけないので、私としてはこのまますぐメノに行けるなら嬉しいし85000ルピア以下なら幾らでもいい

ボート代を一人85000ルピアから交渉しだすスタッフ。「はあっ!?」って顔になるツーリストたち。ボート会社やエージェントから「トラワガンからメノまでは3万ルピアで行ける」「トラガワンからメノは好きな時間にタダで行ける」とか適当なことを聞かされていていた様子で「タダって言われてたし意味わからん。騙されんぞ」みたいな臨戦態勢に。

スタッフが島移動のボートシステムについて説明を試みたいけど聞く耳持たず。結局、半ギレのツーリスト達と一人50000ルピアで交渉がまとまり、すぐにグラスボトムボートに乗り込む(ラッキー!)。全員で11人居たので、このしょぼいボートに5分乗客を乗せるだけで55万ルピア儲かることになる。やるな・・

トラワガンからメノに行きたい人たち。ボート代の高さにぶちギレてた

このグラスボトムボートでギリメノに移動。5万ルピア

ボートが着いたのはギリメノの西南ビーチ、Two Brothers Bungalow前(公共ボートだと東ビーチの船乗り場に着く)。

わたしのホテルはTwo Brothersのすぐ裏だったのでまたもやラッキー!歩いて200メートルくらいで宿に到着、シドモ(馬車)代を節約できて良かった〜。結果、朝6時半にクタを出て、12時過ぎにギリ・メノのホテルに落ち着けました。

という訳で往路については50万ルピアの激安ボートは問題なく、むしろ良かった! 今のところおすすめです!

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1日前のコンファーム

よく見たら帰りのチケットに「48時間前にコンファーム」と書いてあったので、前日に電話。
日本語が通じないので、インドネシア語と英語でやりとり。名前、日付、予約番号を伝えて「オッケー!」と言われて「テレマカシー!」みたいな簡単な確認ですが、言葉に自信がない人はホテルのスタッフに頼んだ方がいいです。

上が帰りのチケット

帰りのボートの様子

ギリ・メノからギリ・トラワガンに移動

ギリ・メノの港にあるチケットオフィスで、トラワガン行きのスピードボートのチケットを買う、Rp.85,000。スケジュールは毎時45分発で、私が乗ったのは2時45分の便。少し早く出ることもあるので、20分前には港に着いていた方がいいです。

ギリ・メノのチケットオフィス

スピードボート用のチケット 85000ルピア。高すぎるのは周知の事実だけど昼間はこれしかない

ぼったくりだけあって、新しめのちゃんとした船

ボート会社のオフィスでチェックイン

3時頃、トラワガンに到着。ボート会社のオフィスがあることも知らなくてとりあえず港に行ったら、「Ganggariのオフィスあっちだよ」と教えてくれた親切な人がいて、「おお、オフィスあるんだ!」と驚きつつ到着。オフィスは小さいけど、右隣にあるレストランが同経営でそこでチェックインや待機できます。

ギリ・トラワガンの大通り、船着場近くにあるオフィス。目標は青いATM

小さなオフィスなので見逃さないように注意

「名前は?結婚は?彼氏は?」と聞いてくるチャラいスタッフの目に唐辛子スプレーをかけたい気持ちを抑えながら、大人の対応でチェックイン。チェックインしたのが3時15分、出発は3時45分ということなので、大通りをぶらぶらしてアイスを食べる。

上が帰りのチケット、下がボーディングパス。上の緑のチケットは最後まで失くさないように

1時間20分でパダンバイに到着

3時45分すぎ、スタッフの掛け声でオフィスからビーチに移動。バリ発のGanggari Fast Boatが到着して乗客が降りたら私たち帰宅組が乗り込む。

ボートが出発したのは4時ごろ。復路はどこにも寄港せずパダンバイに直行して5時20分に着いので、帰りは1時間20分のショートクルーズ!ギリって近いな。

3時45分すぎ、スタッフの掛け声でビーチに移動

バリ発のGanggari Fast Boatが到着!乗客が降りたら私たちが乗り込む

木の階段で降りてくる乗客

ボートに乗り込む

行きと同じボートだから座席も同じ

座席下のライフジャケット

態度が悪い運転手のバスでクタへ帰還

★カメラの電池切れで写真なし★

パダンバイに到着してボート会社のオフィスに戻ると、「シャトルバス」と呼ばれるボロいバンが何台か停まっている。「GAYA YOGA TRAVEL」っていうステッカーが貼ってあったので、ボート会社専属のドライバーではなく外注している送迎会社のもよう。

クタ行き、スミニャック行き、ヌサドゥア行き、ウブド行きと分かれていて、「はい、わたしクタ!!」という感じで名乗りをあげて乗り込む。オフィス裏にあるお手洗いに行っておくのがおすすめ。トイレはまあまあ汚くて1室しかないので、早めに戻って混み合う前に行った方がいいです。

クタ行きシャトルバスの運転手がめちゃくちゃ態度が悪くて、しょっぱなから他のゲストに「どうしてそんなに態度が悪いの?」と言われるほど感じが悪い、偉そうな運転手。

バリ島はちょうどガルンガン当日で道路が混雑していることもあってイラつきながら運転。乗客(11名)全員の行き先ホテルを聞くも、覚えられず、何度も聞き直す(メモしよう)。

「ホテルは合ってるんだろうな?ここは一方通行だから通り過ぎたらもうここには来ないからな」的な口調で態度が悪すぎるのに全員ムカついて、クタのベモコーナー近くで「もーいいわ、ここで停めて。降りるわ」という感じで全員ボイコット的に下車

帰ってからすぐ、TripAdvisorとFacebookにレビュー書いたo(`ω´ )o Facebookページはこちら
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まとめ

行きは良かったけど帰りの方が雑な対応でした、特に最後のシャトルバスが・・。往復120万ルピアだったらキレるけど、往復50万ルピアだったら仕方ないねくらいの内容なので、費用対効果はまあまあ合ってるんじゃないかと思います。

個人的に、次回ギリに行くときにまたここを使うかといったら考えますね。もう少しまともそうな所を例えば80万ルピアで予約できるならそっちにすると思います。安さより快適さの方が大事なタイプなので。安くギリに行きたい方、サービスの雑さが気にならない方、英語での簡単なコミュニケーションに不安がない方にはおすすめです!

まだまだギリでシュノーケルがしたいので、飽きるまで2ヶ月に1回ペースで行こうかなと。ついでにギリ島の観光情報サイトでも作ろうかなと思ってます。

koni: