バリ島やマレーシアなどで暮らしてます

UCCコーヒースクール☕️で5日間修行して一人前のコーヒーオタクになったよ👹

コーヒースクール

コーヒー大好き!コニ(@koni_bali)です。

2016年7月、一時帰国中に受講した、「UCCコーヒーアカデミー」のコーヒースクールについて紹介します。

一言でいうと本気なやつです。コーヒーオタクな皆さんと一緒に久しぶりの「勉強」をしましたが、予想以上に修行でした。講師陣の先生方が素晴らしく、終わってみればコーヒーがもっと好きになって立派なコーヒーオタクに。受けて良かった!

きっかけ

イタリア発のコーヒーにはまって2年目。
直火エスプレッソ、フレンチプレス、ハンドミル、ミルクフォーマーなど順調にコーヒーグッズが増えて行く中、ブームが終わる気配もないのでせっかくだから極めてみることに。

調べたら帰国中にUCCコーヒーさんがスクール開講してる、しかもプロ向けのやつまで!東京だけど行っちゃおうかな・・・! という訳で、縁を感じるタイミングに身を任せて申し込みました。

コーヒースクール

申し込んだのは、

①超集中コース・ベーシック2日間(2016/7/9、7/10 土日)
②超集中コース・プロフェッショナル3日間(20167/22、7/23、7/24 金土日) 

の2コース。

✔︎ ベーシックコースの詳細はこちら
✔︎ プロフェッショナルコースの詳細はこちら

会場がUCCコーヒースクール東京校(新橋)だったので、前泊・後泊併せて新宿のゲストハウス「ひかりハウス」に8泊しました。(新宿と新橋が遠いって知らなかったのよ・・)

✔︎ 【新宿の絶対おすすめなゲストハウス】ひかりハウスのレビュー

超集中コース・ベーシック2日間

同じドミトリーのアメリカギャルがうるさくて全日程寝不足でしんどかったベーシック2日間。

ベーシック1日目

カリキュラム

  • コーヒーの歴史・雑学
  • コーヒーの基礎知識
  • 生豆・焙煎豆の見分け
  • 産地別コーヒーのテイスティング
  • 焙煎 & ショールームの見学
  • 抽出器具解説(浸漬法と透過法)
  • コーヒーブレイク

教材
1日目1

産地別コーヒーのテイスティング
1日目

楽しみにしてたベーシック初日。最初はテンション高めでスタート、が・・・

色んなコーヒーを試飲しまくるカップリングが思ったよりハードでした

ベーシック2日目

2日目は初めてのサイフォンでコーヒーを抽出。理科の実験みたいで楽しいし見栄えが良いからキッチンに置きたくなる!

カリキュラム

  • 抽出の基本原則
  • ペーパードリップの解説と抽出
  • カフェプレスの淹れ方
  • サイフォンの解説と抽出
  • ターキッシュコーヒー
  • コーヒーの作法
  • 味の感じ方
  • センサリースキル
  • フードペアリング
  • お菓子に合わせてコーヒーを選ぶ
  • コーヒーブレイク・修了式

お昼休憩(1時間)を最大限休むために、朝のうちにコンビニでお昼を買うプチハックを実践。

ベーシックの2日間も結構みっちりやった筈ですが、その後の3日間のインパクトがありすぎてあんまり記憶がありません。
ともかく、「内容濃かったな・・」と「これよりハードなやつがを後3日も!?」という感想でした。

そして2週間後、また東京へ・・・・

超集中コース・プロフェッショナル3日間

ベーシックを受けて相当ハードな3日間になると予想できたので、もともと予約してた「ドミトリー」を「個室」に変更。できるだけゆっくり休めるように夜の予定も何も入れず、万全の体制で望んだ3日間。

プロフェッショナル1日目

カリキュラム

  • ベーシックの復習
  • 欠点豆カッピング
  • スペシャルティコーヒー
  • センサリースキル
  • オルファクトリー
  • カップテスト(スペシャルティグレード)
  • トライアンギュレーション
  • 生産国事情
  • 透過法(ペーパードリップ)復習
  • 比較検証&解説
  • ドリッパー形状違い検証
  • アイスコーヒー抽出
  • コーヒーの名脇役「水」

またもコーヒーを飲みまくる。コーヒーだけでなく日本語にも苦戦

夕方にはこのテンション

センサリースキルテストでは色々な水を飲んで味の違いも確認。水道水が飲めてしかも美味しい日本の凄さ
1日目3

プロフェッショナル2日目

一番しんどかった中日の2日目。午前中はサイフォンでコーヒーを淹れまくる、午後は、業務用エスプレッソ、家庭用エスプレッソ、アレンジコーヒーを淹れまくる。夕方6時頃には疲労ピークでみんな無言に。栄養ドリンク2本飲んで乗り切りました!

カリキュラム

  • 浸漬法(サイフォン)復習・実習
  • やってはいけない注意
  • アイスコーヒー抽出
  • エスプレッソ 解説・実習
  • カプチーノ 解説・実習
  • アレンジコーヒー 実演・解説
  • 実習(業務用エスプレッソ、家庭用エスプレッソ、アレンジコーヒー)

サイフォン攻め

アレンジコーヒー、教材は楽しげだけど作るのはすごく難しい
エスプレッソ教材

業務用エスプレッソの抽出練習
業務用エスプレッソ

ひたすら作って淹れる。もったいないけどもはや飲まない、飲めない。最後まで満足のいく♡は成功しなかった〜
カプチーノ

講師によるきめ細かいミルクフォームの作り方解説。
フォームの作り方

3Dラテアートに挑戦するも残念な作品に・・・
3Dアートコーヒー

プロフェッショナル3日目

スタート時間が30分遅い9:30〜だったのと、最終日ということで気持ちが軽くなって楽しめた3日目!
講習の後はそのまま高速バスで長野に帰る予定だったので、朝ゲストハウスをチェックアウトして、荷物を全部持ってスクールへ向かいました。

カリキュラム

  • ブレンドとは
  • 味と色の相関関係
  • 産地別ストレート豆のテイスティング
  • 液体でブレンド試作
  • 豆でブレンド試作
  • サードウェーブコーヒー解説
  • グループ別ブレンドコンテスト
  • 修了式

午前中は8種類の豆を自由に調合してマイブレンド作り。液体ブレンドで方向性を決めてから豆ブレンドへ。
ブレンド

こんなに沢山の豆、一人暮らしの私には揃えられないので貴重なチャンスです。インドネシア愛溢れるわたしはマンデリンとジャワ・ロブスターをたっぷり使って濃いめのやつを作ったよ。

サードウェーブコーヒーについての解説。やっと全体の流れが理解できました
サードウェーブコーヒー解説

サードウェーブ系の抽出方法も。エアロプレスは買ってもいいかも
エアロプレス

午後は3日間のハイライト、「グループ対抗ブレンド大会」

4人1組のグループワークで、お題のケーキ(ベリーヨーグルトタルト)にベストマッチするブレンドと抽出方法を考えて先生方の前でプレゼン。チームメンバーに恵まれ、もう一つのチームとダブル優勝しました♡

授与式

最後は一人ずつ、先生より修了書をいただいて3日間の修行を完遂。バスまでの時間がなくて駅へダッシュしたよ

どんな人が受講する?

ベーシックは男性6割、女性4割で、年齢層は20代〜40代が中心。若い方もチラホラいました。プロコースは男性8割、女性2割で、年齢層はベーシックより高め。

「カフェの開業を考えている」などのビジネス目的の方は全体の3〜4割で、大半は「コーヒーが好きだからもっと知りたい」「自宅で美味しいコーヒーを淹れたい」というような趣味追求の方々でした。わかるよその気持ち・・!

みなさん色々な地域から来ていて、首都圏の方が半分、地方の方が半分くらい。福井、名古屋、新潟、仙台など、有給を取って飛行機で来ている方も。IT企業の社長さん、博物館勤務の公務員さん、シェラトンホテル、絵本作家さんなど、お仕事も個性的な方が多くて面白かった。

ベーシックでは外国人の方と同じグループに。東京に10年以上住んでいるミャンマー人女性と一緒になりました。「将来ミャンマーに戻ったらカフェを開きたい」って、えらいよ! たまに私のような海外在住組も紛れ込むみたいです。

UCCコーヒー東京校の場所

住所:東京都港区新橋6丁目1-11 Daiwa御成門ビル UCC東京本部1F 東京校メインルーム
最寄駅: 都営三田線「御成門」から徒歩3分
徒歩圏内にあるもの: ファミマ、デイリーマート、ココイチ、モスバーガー、カレー屋さん沢山

まとめ

UCCコーヒースクールをまとめると、やっぱり講師の方々が素晴らしかった、の一言に尽きるかと思います。他にも、教室は綺麗でオシャレだし、設備は一流だし、隣に上島珈琲店もあります。

コストは結構かかりましたが、見合った価値があったと思えるし、大人になってからこんな風に真剣に勉強する機会なんてないので新鮮でした。

コーヒーについては駆け出しのヒヨッコなので、今後も家で美味しいコーヒーを淹れつつ、ブラッシュアップのため勉強を続けていく所存です。色んな国で色んなコーヒースクールを受けてみたいし、旅に出た時もその国ならではコーヒーを飲んだり、話題のカフェをチェックしたり、コーヒー農園を訪ねる楽しみが出来ました。

なんといっても私が愛するインドネシアは、バリ島のアラビカ、スマトラ島のマンデリン、スラウェシ島のカロシトラジャ、ジャワ島のロブスターなどアジア最大のコーヒー産出国。大好きなコーヒーを追求していく中で、そのうち何か面白い出来事やイベントと繋がる気がしています。講師の皆様、同じグループになった方々、ありがとうございました。

あとがき

思えば、こうして好きな時に1ヶ月日本に帰れるのも、趣味にお金を投入できるのも、私のライフスタイルを尊重してくれるビジネスパートナー・クライアントのお陰であります。それと、こういう生活が出来るようになるために頑張った20代の自分のお陰かな。感謝感謝です。

今の幸せな環境を享受しながら、どこにいてもだいたい遊んでても結果にコミットするWEBコンサルとしてパートナーの売り上げを伸ばしつつ、これからも楽しくやっていきたいと思います。