前回の記事「ラブアンバジョの大自然ホテル Coconut Beach Resort」に続いて、フローレスの旅です。今回は謎の多い国立公園の入場料と、リンチャ島のコモドトレッキングについてです。
目次
この記事の結論
コモドドラゴンはどこにいる?
フローレス諸島のコモド島とリンチャ島に生息しています。
ラブアンバジョから二つの島まではリンチャ島の方が近くて船で1.5時間、コモド島は2時間くらいです。日帰りでも余裕で行けるし、ついでにシュノーケリングやダイビング、他の島への立ち寄りなんかもできます。
どうやって見にいく?
ラブアンバジョの中心地、スカルノハッタ通りに10軒近くのツアー会社があるのでそこで申し込みます。今回行ってみた感じでは事前の予約は不要で、直接お店に行って「明日行きたい!」で大丈夫です。
ツアー料金は一人100万ルピア(9000円)くらいが目安になりそうですが、プライベートなのか他のお客さんと一緒なのか、コモドドラゴンを見にいくだけなのかシュノーケルなんかもするのか、などで大きく変わります。次に記載する【国立公園の入場料など】が含まれているかどうかはしっかり確認してください。
コモドドラゴンを見に行くのにかかる費用
私が今回参加したのはダイビング会社主催の 【2シュノーケル+リンチャ島コモドトレッキング1時間】 のフルデイツアーでした。ツアー料金はたったの50万ルピア(4500円)で船代・ランチ・機材レンタルなど含まれておりめちゃくちゃ安かったんですが、ダイビング会社に払うツアー料金の他に、政府様に払う【コモド国立公園の入場に関わる費用】というやつを多分40万ルピアくらい払いました。
国立公園に入るとかかる費用いろいろ
①パークへの入場料
②パーク内でのシュノーケル・ダイビング料
③リンチャ島コモドパークの入場料
④コモドパークはガイドが必須なのでガイド料
⑤さらにコモドパークでのトレッキング料
⑥終了後はガイドさんにトップ(任意だけど必須みたいなやつ)
⑦???
など、課金されまくりです。分かる範囲でまとめてみます。
国立公園への入場料
1日 Rp.150,000
国立公園エリア内に入るために払うお金。島だけでなく海域を含めて指定地域になっているらしく、島に上陸しなくても、シュノーケルやダイビングでも払う必要があります。2日に渡ってダイビングする場合は、15万ルピア x 2日分 という計算に。
国立公園でのシュノーケル料
シュノーケリング Rp.15,000
ダイビング Rp.25,000
入場料に加えて潜ると追加チャージ。ダイビングの方が100円高いのは水深の問題!?
リンチャ島コモドパークの入場料
入場料 Rp.50,000
リンチャ島コモドパークでのハイキング料
Rp.5,000
たった40円だからいいんだけどさ、入場料払ってるのにハイキング料が別途って微妙
リンチャ島コモドパークのガイド料
ガイドさん1人1時間 Rp.150,000くらい?
レシートはありませんがガイド料を確か15万ルピア払いました。ガイド料はお客さんの国籍や人数を見てオフィススタッフが適宜変えている模様(そういうのも腹が立つ)。私たちは参加者3人で割ったので一人5万ルピア計算です
ガイドさんへのチップ
Rp.50,000(一人Rp.15,000)
心づけだけどみんな渡す的なやつです。1時間ガイドしてもらったので3人で5万ルピア渡しました。一人あたり150円くらいですね。
この他になんか払ったような・・
Rp.150,000 (?)
これ以外にコモドパークのオフィスで「はあ〜!? なんで外人はいつも外人価格なんだよ!」と半ギレしながら15万ルピアを払った記憶があるんですが・・ 何のお金だったのかよく覚えてません。
という訳で、パーク内でシュノーケルやダイビングをすると1人1日2000円くらい、島に上陸してコモドドラゴンを見る場合は1人1日3000円〜4000円かかる、という点を押さえてくださいっ。
ツアーの様子
1つ目のダイビング & シュノーケリングスポット 【マンタポイント】。船の上から見えるくらいマンタがいっぱい!
私以外は全員ダイバー。最初は放置されていましたが、結局ローカルスタッフが一人付いてくれました。海に入ってみたらびっくりするくらいカレントが強くて、かなり足をバタバタしないと勝手にどんどん流される。スタッフが付いていてもかなり怖かったです。こんなとこで一人でシュノーケルして流されたら絶対に死ねる。
マンタはすぐに見つかって、あの大きさと優美な泳ぎ方に感動の30分間だったんですが・・・・・
色んなクラゲに手足を刺されまくり(半袖半ズボンのダイブスーツだった)、痛くて船に上がったらそのあと悲惨なことに・・・100箇所以上刺されて、3日間かなりむず痒くてつらかった。もう絶対にダイブスーツは長袖長ズボンしか着ないと誓ってます
#コモド島 近くのマンタポイントで #マンタ に逢えたー!大きくて優雅なマンタがうようよ。感動。してたら半そで半ズボンのダイブスーツから出てる手足がどんどん痛痒くなってきて船に上がったらクラゲに100箇所以上刺されてた。蚊に刺された後みたいにぶくぶく腫れてきて気持ち悪いし寒気が
— koni@bali (@koni_bali) March 22, 2016
クラゲに刺された跡が痒すぎるてつらい(T_T) アルコール振りかけてるけど数時間おきに掻きむしりたくなるし最悪。身体中を蚊に刺されたあとみたいな状態
※閲覧注意 pic.twitter.com/YI74GqKGPw— koni@bali (@koni_bali) March 22, 2016
テンションが落ちながらも2本目のポイント【シアバブサール】では、流れの緩やかな暖かい遠浅の海でサンゴ礁シュノーケルを満喫!他のダイビングツアーの船も来てました。写真の向こう側に見えるマングローブの手前がすごく綺麗でした。
アルコール消毒したら良くなってきたので長袖長ズボン着て元気に二本目シュノーケル、場所は「シアバブサール」。マングローブ近くの水深3〜4mにカラフルな珊瑚礁が広がっててすっごく綺麗。#レンボンガン島 +くらいの綺麗さ、魚の多さ。今まで一番綺麗だったのは依然 #ギリ島です
— koni@bali (@koni_bali) March 22, 2016
この後でダイビングチームとリンチャ島チームで別行動に。リンチャ島チームの私たちは別の船に乗り換えて、小さな小舟でリンチャ島に。
リンチャ島の桟橋
あれ、世界遺産だったんだ
左の赤いシャツがダイブショップの船頭さん、付いてきてくれました。緑シャツがガイドさん、若い地元の男の子。
乾燥した平原みたいな風景の中に
ちびドラゴンがいたっ!
受付で先ほどのよく分からない料金をお支払い。インドネシアの「ローカルプライス」と「外国人プライス」にはいつになってもイライラさせられるよね〜。
綺麗な英語で説明してくれるガイドさん。「コモドドラゴンは野生の動物なので必ず見れる訳ではありません」と、絶対言わなきゃいけないやつを述べてるところ。
歩き出してすぐに見つかった 笑。
あんまり動かないでピタッとしてるから最初石像だと思ったくらい。そしたらのそーって動き出したよ
かなり接近して写真を採ってくれるガイドさん
撮ってくれた写真がこちら!
キッチンの床下にたむろすドラゴンズ
ドラゴンを一通り鑑賞して騒いだ後は、近くの丘までミニトレッキング。15分くらいなのですぐに到着です
丘からの眺め最高!この世界の広さと秘境感はバリでは味わえないね〜
リンチャ島に #コモドドラゴン 見に行ってきたよ!一時間のトレッキングで9頭くらい目撃、ペナン島で見たオオトカゲよりでかくてすごい迫力だった。丘の上からの眺めも最高でした♥これにて本日のタスク終了٩(♡ε♡ )۶ pic.twitter.com/Z43EdiHamJ
— koni@bali (@koni_bali) March 22, 2016
帰り道、休憩所に立ち寄ってみた
飲み物やお菓子、お土産が販売されてます
お土産はホコリをかぶってる感じ
島の滞在時間は1時間ちょっと。歩いたのはショートトレッキングコースだけど、ミドルとロングもあるみたい。ロングでも2時間で回れるので余裕で行けそうです。もしまた来ることがあったらロングを歩こうっと!
そうそう、リンチャ島はネットは繋がりません。
コモドドラゴンを見にいくときの持ち物
- かなり暑いので水必須
- 帽子、サングラス、日焼け止め、長袖など日焼け対策も必須
- 所持金は余裕を持って50万ルピアは持っていきたい
- 足元はビーサンでもOKだけど丘に登るなら靴の方がベター
今回の記事でフローレスの旅は終わりってことにします。
ちょっと調べるとコモドドラゴンを見に行くパッケージツアーってかなり高いんですが、若干の英語と行動力があれば誰でも女性一人でも簡単に行けます。バリ旅行で滞在に余裕があるならぜひ1泊か2泊で行ってみてください!
私はまたフローレスに来るなら、一人だったらシュノーケリング三昧、男性と一緒だったらフローレス島をラブアンバジョからずっと東に旅したい。東に行けば行くほど秘境ぶりが大変なことになっているはずなので(だから男性が必要)。南にあるスンバ島に行ったり船でアイランドホッピングも楽しそうだな〜。
インドネシアには面白い島が沢山あるのでこれからも攻めていきたい所存です。
もしご質問があれば、私に分かる範囲でお答えするのでコメント欄にどうぞ〜